八 田 氏 について 
 八田氏は戦国期に蔵前衆として武田家に仕えた。家屋敷は天正十年、織田軍の兵火を受
けて焼失したため、これ以前の古文書は数少ない。
 武田氏滅亡後家康から庇護を受け、三千四百坪の屋敷地を御朱印地として安堵された。
現在の屋敷地はそのうちの西側一画に当たる。残された古文書には朱印状、日記、人別帳、
祝葬儀文書、絵図画など多彩で貴重なものが多い。
平面間取り
書院内部

 朱 印 とは 
 戦国期から江戸初期にかけて武将が、政務や軍事などの命令・許可を証するために文書に
用いた朱肉印。古くは禅僧の発給文書に用いられたが、特に戦国期に東国大名が花押(かおう)
の代わりに用いた。
【朱印地】朱印状によって所有の保証された土地で、社寺に下付された例が多い。
 御朱印箱
 武田家朱印(外径61mm)
 徳川家康朱印(外径56mm)